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2003年11月、イラクにおける初のポーランド兵戦死者が出た。イラク
残存勢力の攻撃は米英軍にだけでなく、その支援国兵士、国連事
務所、大使館にまで及ぶ。現在、クリスチャン・ザビストブスキーはポー
ランド軍を除隊し、国内の警備会社に勤務している。除隊理由は意
外にも妻のカーシャに懇願されたからだという。2004年からは警察の
対テロ特殊部隊に入隊する予定だ。
「あのままだったら、このひとイラクに行っていたと思うの。国際貢献、
海外派兵は重要だし、支持もするけど――」、カーシャはちょっと照れ
臭そうにクリスチャンの手を握った。「彼に死なれちゃ困るのよね」。
ポーランドは今でもアフガニスタン、イラクへの積極的海外派兵を
行なっている。日本国内では疑問視されている自衛隊派遣だが、派
遣するのであれば立派に国際貢献して欲しい。でも隊員たちには“
彼に死なれちゃ困る”と考える家族がいることも忘れないでおくべき
だろう。
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